道 ～感謝～

今回は夢字を中心に書きましたが

もちろん！私が今訓練士をしているのは

いつも叱咤激励してくださる所長、諸先輩方。

陰ながらサポートしてくれる後輩たち。

今まで出会ったお客様、ワンちゃん達。

沢山の人々とワンちゃん達のおかげで今こうして独立できました

そして今も変わらず応援してくださる方々。

今、一緒に訓練をしているワンちゃん達。

新たに出会った方々。

皆さんのおかげで、今の、そしてこれからの訓練士の道ができていきます

本当に感謝します

これからも頑張っていきます！


長々とした文で読みにくい所も多々あったと思いますが

付き合ってくださって有難うございました

道 ～別れ～

私に色々な経験をさせてくれた夢字

０３‘～０８‘兵庫県嘱託警察犬　全日本嘱託警察犬競技会　２位

地方展計９回チャンピオン・・・　etc・・・

私の力不足で後もう一歩届かなかった日本一の夢

若手の私に沢山の貴重な体験をさせてくれました

そんな夢字と突然の別れが・・・

独立する１カ月前・・・

夢字は永眠しました

ただ・・ありがとう・・と・・

今でも思い出すと涙・・涙・・

夢字には沢山の感謝の気持ちでいっぱいです。









夢字と一緒に歩んできた道は大切な財産です

夢字に出会えた事に心から感謝します。


夢字・・・ありがとう・・・

道 ～教え～

デビュー戦を終えたその年に嘱託警察犬の試験にチャレンジ！

なんと、なんと、夢字君　合格

若手の私を嘱託指導員にしてくれました。

その後の競技会でも幾度か決戦に連れて行ってくれました

もちろん全然ダメだった事も多々・・・

その度に落ち込んで・・・また訓練・・・

先輩にも助けてもらい・・・

諸先輩がたにも「この子は日本一取れるよ」

と絶賛していただいたり・・夢字を通して名前を覚えてもらったり

声をかけていただいたり・・・訓練士として有難い事でした

　喜びや悔しさetc・・・語り尽くせない多くの出来事

　
　実力ない私とは裏腹に能力を発揮してくれた夢字

　
　夢字・アイには選別の楽しさ、難しさを教えてもらいました。



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　つづく・・・

道 ～背中～

前回の話しに少し補足します。

アイを担当したのが、デビュー戦の半年前で当時１歳弱。

なので、訓練的に間に合わず出してませんでした

話しを戻しますが、

私のデビュー戦をチャンピオンという形でスタートさせてくれました

夢字の実力に感謝です


夢字・アイ　この２頭で私は競技に挑戦していくことになりました。

夢字はお父さんを。　　アイはお母さんを。　（アイの母も日本一を取ってます）

私は先輩方を・・・目指しました！

犬の能力はあるのに・・・　私の力が・・・　といつも悩む日々

ただ・・ただ・・がむしゃらに訓練をしていました・・・。

仕事が終わったあとも・・雨の日も・・

出来ないことに一人で涙したことも・・

ここまで頑張れたのも先輩方の背中を見てきたからです

いつでも先輩方は誰に言われるでもなく訓練をしていました。

なにより努力をしていました！

そんな姿を見て感じれたことが、頑張れた理由でもあります

それぞれの背中を見ながら少しでも追いつきたくて・・・

訓練・・訓練・・の日々に二頭とも頑張ってついてきてくれました




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　つづく・・・

道 ～出会い～

私が今、訓練士として仕事をしているのも

今まで出会ってきた人々、犬達のおかげです。

その中で今回は、１頭の犬との出会いを書きたいと思います

少々話は長くなりますが、お付き合いください。


約１０年前、阪神警察犬訓育所に入所しました。

１年目を過ぎた頃、所長に・・・

「この子担当しなさい」　

と　渡されたのがシェパードの　「夢字」　でした。

警察犬の訓練をする初めての担当犬でした

夢字のお父さんは選別で日本一をとった優秀犬

そんな子の子供・・・プレシャーと嬉しさでいぱいでした。

私と夢字の訓練の道が始まりました。

夢字はヘラヘラとした子で怒られても、あまり気にしない感じの子でした。

いいのか・・・悪いのか・・・　

ホントに個性的な子でした

まずは服従の訓練をし、ある程度入ったら選別作業を教えていきました。

まぁ服従は夢字も苦手で時間がかかりました

もちろん私の腕がまだまだ！だからだと思いますが・・・
　
ただ選別はどんどん吸収していきました。

１歳を少し過ぎた頃、１部選別でデビュー

なんと　なんと　チャンピオンに！！

ただ・・ただ・・凄いと私が一番驚いてました・・・

ここから夢字の競技人生が始まりました。



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　つづく・・・